付加年金の申し込み方法・手続きに必要なものを3STEPで解説!

ファイルをもつスーツの女性とタイトル文

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付加年金は、第1号被保険者だけが加入できるとてもお得なオプションです。毎月の国民年金保険料に月額400円を追加するだけで、年金受給開始後たった2年でモトが取れて、それ以降は全部利益になり続けるというすごい制度です。

とてもお得な制度なので、入れるならぜひ入りたい!と思うのが普通ですが、たとえお得な制度でも、手続きが難しかったらちょっと腰が重くなってしまいますよね。

でも安心して下さい!実は、付加年金の申込みはとっても簡単なんです!早ければ5分で申し込みができてしまうことも。

この記事では、写真付きで付加年金の申し込みから納付の方法まで詳しく解説しています。これから付加年金の加入を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

付加年金制度の詳細を知りたい方はこちらの記事もご参照下さい!

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目次

付加年金の申込み方法・手続き方法の解説

書類を書く手元

申し込み方法はカンタン!必要なものを持って市区町村の年金課の窓口に行くだけです!

申請先:市区町村の年金課の窓口

持ち物:①年金手帳 ②身分証明書 ③印鑑(代理人の場合は委任状も必要です。また本人が窓口に行く場合は印鑑が不要な自治体もありますが持っていった方が無難です。)

参考:付加年金|平塚市

提出方法は、自治体によっては郵送電子申請を受け付けている場合もあります。窓口に行く時間がない人は、一度確認してみると良いですね。(参考:国民年金付加保険料納付申出書|中野区

また、持ち物も自治体によって多少変わる場合がありますので、上記3点で問題ないか事前に確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、手続自体は最寄りの年金事務所でも可能ですが、付加年金の申込みは市区町村の窓口での申込みが推奨されているようです。

申し込み~納付はたったの3ステップ!

1.2.3の写真

それでは、実際に手続きをするときの具体的な流れを解説していきますね。

とっても簡単なので、窓口に行ったらすぐに手続きが終わりますよ!

①市区町村の年金課の窓口で申請書類をもらう

まず、窓口で付加年金に申し込みたいという旨を伝えると、以下のような申請書類が渡されます。(下記の画像は筆者の地元の神戸市で渡される申請書ですが、大体の自治体では同じ様な書類が渡されるはずです。)

付加年金の申込書(神戸市)

②基本情報を記入して提出

申請書に書く内容は、

  • 基礎年金番号
  • 生年月日
  • 申込日
  • 氏名
  • 住所

くらいです。

記載例はこんな感じです。

付加年金申込書の記載例700px

最後に署名欄に印鑑を押して提出しましょう。窓口で担当者に教えてもらいながら書くことも出来ますよ。

とてもシンプルな手続きなので、待ち時間がなければ5分くらいで終わると思います。

③日本年金機構から「国民年金付加保険料納付申出受理通知書」が送られてくる

申請書類を提出してからしばらくすると、日本年金機構から「国民年金付加保険料納付申出受理通知書」というものが送られてきます。(参考画像はこちら

これは、市区町村から日本年金機構(年金事務所)へ送られた申請書類が、確かに受理されましたよというお知らせです。

これが届いたということは、手続きは問題なく完了したということです。お疲れ様でした!

付加年金保険料の納付方法

財布からお札を取り出す手元

手続きが済んだら、次は付加年金保険料の納付です。

付加年金は申し込んだ月から加入となるので、保険料も申し込んだ月分からの納付となります。(参考:付加保険料の納付のご案内|日本年金機構

納付方法は、通常の国民年金保険料をどのように支払っているかで異なります。

以下、支払い方法をケース別に説明していきますね。

納付書で納付している場合

国民年金保険料を納付書を使って現金Pay-easyで納付している場合、付加年金額が加算された新しい納付書が送付されてきます。

その新しい納付書を使って、通常通り金融機関やコンビニエンスストア等で納付しましょう。

なお、古い納付書は破棄しても構いません。

注:既に国民年金保険料を前納している場合は、付加年金保険料のみが記載された納付書が届きます。その納付書を使っていつもどおり納付してください。

口座振替やクレジットカードで納付している場合

口座振替クレジットカードで納付している人は、付加年金保険料も口座から自動的に引き落とされていきます。

ただし、最初の1~2ヶ月分は、事務処理が納付期限に間に合わず、付加年金保険料のみの納付書が送られてくることもあります。この場合は、納付書を使って現金またはPay-easyで納付してください。

なお、口座振替が始まる前には、「口座振替額通知書」というお知らせが届きます。

対象月・振替日・保険料額が記載されていますので、いつの分から引き落しが始まるかを確認し、納付書での納付がいつまで必要か把握しておきましょう。

前納制度を利用してもっとおトクに!

お財布を持ってマルをする女性

通常の国民年金保険料と同様に、付加年金も前納制度を利用できます!

前納すれば、付加年金保険料がいくらか割引されます。ちなみにこちらが前納した場合の納付額です。

付加保険料の支払金額
(画像出典:付加保険料について|日本年金機構)

この表は1年分の前納までしか記載されていませんが、実際は付加年金も2年分の前納まで可能で、割引率も国民年金保険料と同じ(現金・クレジットカードで約3.6%、口座振替で約4%割引)です。

お金に余裕があればぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

付加年金の申し込み方法はとてもシンプルです。最後に簡単にまとめておきますね。

申請先 :市区町村の年金課の窓口

持ち物:①年金手帳 ②身分証明書 ③印鑑(代理人の場合は委任状も必要です。また本人が窓口に行く場合は印鑑が不要な自治体もありますが持っていった方が無難です。)

申請方法:申請書類に基本情報を記入し提出

付加年金はリターン率がとても高い上に、手続きも簡単です。ローリスクで年金額を増やしたい方はぜひ申し込んでみてくださいね。

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