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現在の国民年金保険料は月額約16,000円

決して安くはない保険料を支払っている身としては、将来いくら年金がもらえるのか気になりますよね。

この点、結論から言いますと、厚生労働省の最新の統計データ(平成28年版)によれば国民年金の平均支給月額は55,460円となっています。

約5.5万円という受給額を多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれですが、「そんなに貰えるの!?」と喜んだ人より、「そんなに少ないの!?」と少し不安を感じた人の方が多いのではないでしょうか?月5.5万円で生活するのはなかなか難しいですからね・・・(*)。

* 念の為書いておきますが、5.5万円という数字は国民年金のみのデータです。厚生年金に加入している方は別途厚生年金部分の上乗せがありますよ。

そこで今回の記事では、その不安を解消するべく、実際の支給データの深掘りに加えて、年金不足によって老後不安に陥らないための対策方法も紹介します。

老後資金の計画にきっと役に立つと思いますので、是非読み進めていって下さいね。

国民年金の平均支給月額は5.5万円(厚生年金に加入したことがない人だと5万円)

通帳を見る老夫婦

冒頭でお伝えしたとおり、国民年金(老齢基礎年金)の全体の平均支給額は約55,000円です。

5.5万円という数字は、厚生年金受給者を含む全ての国民年金受給者への国民年金部分の平均支給額です。

この数字は年度によって変動します。まずは過去のデータから平均受給額の推移を見てみましょう。

支給年度平均支給月額
平成24年度54,856円
(49,987円)
平成25年度54,622円
(49,958円)
平成26年度54,497円
(50,040円)
平成27年度55,244円
(50,927円)
平成28年度55,464円
(51,329円)
引用:平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況 P17-表18 国民年金 受給者の平均年金月額の推移

平均受給額は毎年5.5万円前後で推移している事が分かりますね。

なお、括弧書きは"老齢基礎年金のみを受給している方の国民年金の平均受給額(*)"です。すなわち、一度も厚生年金に加入したことがない方々の国民年金の平均受給額は毎月5万円前後という事になります。

* 老齢基礎年金のみを受給している方"の中には、旧法の国民年金法(=旧国年)の対象者(主に大正15年4月1日以前生まれの方)も含まれています。細かく書くと長くなるので、詳細は上記厚労省のリンク先をご確認ください。

なお、厚生年金に1ヶ月以上加入したことのある方は、老齢基礎年金に加えて老齢厚生年金ももらえます。

厚生年金加入者の老齢年金の平均支給額については、以下の記事をご覧下さいね。

自分の将来の年金額を知る方法は?

年金手帳を見る夫婦

先ほどは全体の平均値としての支給月額をご紹介しました。

しかし、当然ですが保険料の納付状況によって、受給額は人それぞれ変わってきます。

ここからは、あなた自身の将来の年金額を試算する方法をお伝えしていきます。老後の資金計画にお役立てくださいね。

国民年金支給額の簡易的な計算方法

年金手帳と電卓と観葉植物

自分がもらえる年金支給額を簡易的に計算する方法は非常に簡単です。(あくまでも簡易的ですが!)

以下の2つの数字を覚えて、あとは掛け算・割り算するだけ。

  • 国民年金保険料の満額受給が可能となる支払期間:40年間(480ヶ月)
  • 満額の国民年金受給額:年額779,300円(平成30年基準)

具体的に書くと

  • 年数で計算する場合:779,300円×自分が実際に保険料を支払った年数÷40年
  • 月数で計算する場合:779,300円×自分が実際に保険料を支払った年数÷480ヶ月

という計算式で簡易的に算出することが可能です。

たとえば30年の支払期間がある方なら

779,300円×30年÷40年=584,475円(月額だと48,706円)

となります。

ただ、免除・猶予期間があった場合は、一定の割合で満額から減額されていきます。

また、受給開始時期をずらす「繰り上げ・繰り下げ」を行うと、ずらした期間に応じて受給額が減額または増額されます。

免除期間等も踏まえた細かな計算方法は、日本年金機構の老齢年金のページに記載されていますので、詳しく知りたい方はそちらも参照してください。

 
以上、簡易的な計算方法を紹介しましたが、実際には自分で計算する必要はありません。なぜなら毎年日本年金機構が受給額を教えてくれるからです。

現時点での年金支給額はねんきん定期便でチェック

毎年誕生日月になると、日本年金機構から「ねんきん定期便」が送付されてきます。これを見れば、現時点での加入実績で計算した年金額がわかります。

pension-postcard(画像出典:「ねんきん定期便」本体解説及びリーフレット(平成30年度送付分)|日本年金機構

赤枠で囲っている場所に、「加入実績に応じた年金額(年額)」という項目があります。

一番下の欄に記載されている金額が、現時点の加入実績で計算した将来の年金額ですので、現時点で年金を貰うとしたらいくらになるか知りたい方はこの部分を見てくださいね。

なお、ねんきん定期便の見方については、下記の記事にて詳しくご説明していますのでこちらも参考にしてくださいね。

【リンク】プロが教える年金定期便の見方!将来いくらもらえるのか簡単チェック!【未了】

ねんきんネットで将来の見込額を試算しよう

ねんきんネットの試算画面

ねんきん定期便では、現時点の加入状況に応じた年金額しか教えてくれません。

しかし、「ねんきんネット」を使えば、今後の納付状況を想定して将来の年金額を試算することもできます。自分の人生計画に沿った形での予想受給額を知りたい方はこちらを利用してください。厚生年金受給額も試算できますよ。

それ以外にも、これまでの加入履歴の確認や書類の作成など、たくさんの便利なシステムが使えますので、是非登録しておくことをオススメします。

【リンク】とっても便利!ねんきんネットの登録の仕方と受給見込額の試算方法など活用方法をまとめてみた!【未了】

国民年金だけでは老後資金は不十分!老後不安に陥らないための対策!

国民年金の平均支給月額は約5.5万円(基礎年金のみの受給者は約5万円)。これだけで生活していくのは少し厳しそうですね。

特に自営業者などの第1号被保険者の方は、国民年金だけに頼らず、若いうちから他の老後資金対策を行っておくべきです。

老後資金対策については他の記事で詳しくご紹介していますので、是非以下の記事もご参考にして、資金計画を立ててくださいね。

【リンク】老後資金っていくら必要なの?不足分を効果的に貯める方法も伝授!【未了】

【リンク】イデコ(iDeCo)とはなんぞや?メリット・デメリットを踏まえて分かりやすく解説!【未了】

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