年金事務所に予約なしで相談しに行ったら2時間待ちと言われて諦めた・・・
これ、筆者の実体験です。とにかく年金事務所窓口の混雑は凄いです。
確かに、老齢年金や遺族年金・障害年金などの給付をこれから受けようとする方が手続きに訪れるのはもちろんのこと、単純な年金額の確認や年金手帳の再発行手続きなど、全ての年金相談が舞い込んでくるのですから混雑するのも仕方ないのは分かります・・・
しかし、それにしても混雑しすぎです。
そこで、おすすめなのが事前に年金相談の予約をしてから訪問すること!
おすすめというか、今の時代では必須ですね。
この記事では、年金事相談の事前予約方法や相談時に用意しておべき資料などをまとめていきます。とにかく待ち時間が嫌い!という方は是非読み進めてみて下さい。
年金事務所の事前予約をするメリットは?
なぜ事前予約した方が良いかまとめるとこんな感じです。
- 待ち時間が少なくなる
- 自分の都合に合わせた日時に相談できる
- 事前予約時に「相談内容」の確認も行われるので、相談内容に詳しいスタッフが事前準備の上で対応してくれる
- 電話時に必要書類や記入しておいた方が良い書類も質問できる
やっぱり一番は待ち時間の短縮ですかね。
電話予約の運用は平成28年10月からスタートした制度ですが、平成30年3月時点で事前予約率は62%となっています。(参考:年金相談の予約受付専用電話の開設 – 日本年金機構)
年金事務所は予約者の方を優先しますので、予約なしに訪問してしまうとどうなるか・・・。必ず予約してから訪問しましょう!
年金相談の予約方法・電話番号など
年金事務所の予約相談の受付は、「予約受付専用電話」で行っています。
2019年2月時点で「0570-05-4890」ですね。
(画像出典・参考サイト:予約相談について|日本年金機構)
電話予約時に「基礎年金番号」が必要になってきますので、年金手帳や年金証書を手元に用意してから予約しましょう。(基礎年金番号が分からない方はこちらのページをチェック)
電話予約の受付期間は予約相談希望日の1ヶ月前から前日までです。(予約受付専用電話だと当日予約ができません。その場合は希望の年金事務所に直接問い合わせてみて下さい。)
なお、予約相談の開始時間帯は以下の通りです。土曜日も開所されているので、平日は仕事で忙しい方も相談可能ですよ。
・8時30分~16時00分(月曜~金曜)
・9時30分~15時00分(土曜開所日)*
・8時30分~18時00分(延長開所日)*
年金相談の混雑予測や状況を「年金相談の混雑状況のご案内|日本年金機構」で確認できますので、こちらを見ながら予約日時を決めると良いでしょう。
あと、勘違いしている方も多いですが、個人の方の年金相談は全国どこでもOkです。自分の住所地を管轄する年金事務所以外でもOK。
勤務先の近くや空いてそうな年金事務所や街角の年金相談センター(街角年金相談センターとは – 全国社会保険労務士会連合会)を選んで予約するのもありです。
ちなみに最寄りの年金事務所は「全国の相談・手続き窓口|日本年金機構」から確認できますよ。
年金事務所での相談時に必要なものは?
実際の相談時に最低限必要な資料は以下の通りです。
- 基礎年金番号が分かる年金手帳や年金証書
- 身分証明書(運転免許証かマイナンバーカードがベスト)
- 相談内容に関わる書類
相談内容に関わる書類は、電話予約時に事前に質問して確認するのが良いでしょう。
まとめ~ネット予約が解禁されると尚良し
電話予約制度が出来たおかげで、年金相談はかなり利用しやすくなりました。
しかし、電話予約は予約受付の時間帯も限定されるので、出来ることならネット予約も導入して欲しいですね。ネット予約システムがあれば夜中や土日祝でも予約出来ますし。
電話予約との絡みで導入するのは難しいのかもしれませんが、今後の進展に期待です。